文化祭初日

 なんとも気ぜわしいままに、文化祭が始まりました。
 いつものようにたくさんのお客様が、門の外でお待ちです。
 ありがたい話だなあ。
 さてそれはそれとして、落研は頑張らねばなりません。
 みんな忙しいので、その隙間をぬって出演ということになります。

 本当のところ、何時何分にそれぞれの出番がくるのか、よくわかりません。
 というのも入部したぱかりの人は、とにかく高座が短い。
 1分か2分です。
 名前を名乗ってすぐに降りるということになるのだ。
 常に、次の人をスタンバイさせておかないと、何が起こるかわからんよ。

 さてさて、午前の部は11時半のスタート。
 一番手の女子などは、すぐ次にファッションショーが待っておりますので、顔もばっちりお化粧しております。
 それで狸の噺ですからね。
 文化祭というのは楽しいもんです。
 次々と高座に上がったのはいいけど、案の定時間が余ってしまったのだ。
 ぼくが15分をなんとか埋めねばならぬ..。

 今日のお題はこの季節にちなんで目黒の秋刀魚を。
 文化祭でご披露したのは、これで3回目です。
 なんと。
 やっぱり秋だからね。

 お昼休みに食事をしていたら、卒業生が続々と…。
 写真を撮ってちょうだいとか言われて、嬉しいな。
 ウキウキしながらベタベタいたします。
 ほっぺたなぞをくっつけて、ラブラブのポーズ。

 ちょっとの間に、みんなきれいになりますね。
 女性はみごとです。
 
 さて後半戦。
 案の定、また時間が余ってしまいました。
 今度は10分。
 そこで真田小僧を。
 ありがたいことに、校長先生もお見えになりましたとさ。

 今日の演題は、小咄が数本、狸札、饅頭こわい、つる、平林、壺算、酒の粕、時そばでした。
 やっとすべてが終わったのは2時半過ぎ。
 とにかくくたびれたよ。
 お客様の呼び込みもしたからね。
 
 明日もおんなじペースで進みそうです。
 さてどうなりますことやら。
 とにかくやるっきゃないのだよ。

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