あじさゐ寄席

 今日は午後から八王子へ。
 前から決まっていた寄席の当日です。
 昨日、かなり噺の順序を入れ替えたので、さてどうなることかと。
 1時ちょっと前に現地へ辿り着くと、入り口と覚しきあたりに、生徒の姿が…。
 今日一緒に噺をすることになってます。
 緊張してるみたい…。

 さて、ぼくとしては昨日のうちに噺の章段をかなり入れ替えましたので、ちょっと不安でしたね。
 本番中に忘れたらどうなることかと思いました。
 それでもなんとか最後までテンションを落とさずにやれたので、まあよかったかな。
 一番おしまいのあたりは、もう一工夫あってもいいような気がします。

 トリは桂右團治師匠。
 お題は火焔太鼓でした。
 女性の真打ちはあまり多くありません。
 先刻伺ったら6、7人だとか。
 元々、落語というのは男が喋るようにできてますから、女の方がやるにはかなりハンディがあります。
 あんまり吉原の噺なんか、堂々とできませんしね。

 ここいらが女性の噺家の苦しいところです。
 どうしても演目が限られてくる。
 そこをどうやって乗り越えていくのかというのが、きっと共通の悩みなんじゃないのかな。
 なんとなくそんな気がします。
 本当に与太郎を演じるのも難しいですしね。
 女の人がやると、なかなかアホになりきれません。

 どうして男の方がアホが似合うのか。
 これも永遠のテーマではあります。
 まあ、とにかくいろいろあれど、なんとか終わりました。
 明日からは来月のあさがお寄席に向けて、またお稽古に励まなければ…。
 今度のにはアホな幽霊が登場します。
 どうなることやら。

 とりあえず水曜日のお稽古会に向けて、猛ダッシュですかね。
 うまくいくのかなあ。
 明日も朝から雨の予報です。
 でんでん虫だけがハッピーな季節だな。

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