本を読む

 朝からへんな天気でした。
 すごい湿気です。
 雨が降ってるだけで、なんとも憂鬱な気分になるね。
 奥様はこのところの天気にやられたのか、風邪気味のようです。
 お部屋から出てきません。
 寝てるのだ。
 仕方がないので、洗濯物を干したり、片付けたり…。

 主夫は忙しいね。
 それでもなんとなく終わったので、あとは本を読んで過ごしました。
 久しぶりに警察小説です。
 たまにはこういうのもよろしい。
 ただし、すぐにストーリーを忘れちゃう。
 今日のはストーカー事件を題材にしたものでした。

 警察にとってストーカー殺人というのは厭なもんらしいね。
 とくにマスコミが騒ぐので、頭が痛いそうな。
 読み始めたら、やめられなくなって、結局最後まで読んじゃいました。
 この作家の筆力はなかなかのものです。
 人物造形も、面白い。
 ただ犯人を追い詰めるというよりは、刑事たちの心の風景に重点を置いてます。

 単純なストーリーでは誰も読んでくれないからね。
 厄介な時代です。
 あまりにもいろんな情報がありすぎる。
 警察の中のこともかなり知られてます。
 昔、キャリア試験をうけるという大学生の論文をみてあげたことがありました。

 あれはもう30年近く前のことです。
 彼は今、50歳を過ぎたあたりかな。
 警視庁のキャリアに合格しましたから、かなり偉くなってるはずです。
 ひょっとしたら警視総監直前かも…。

 懐かしいね。
 そんな時代もありました。
 とにかく湿気がすごい。
 明日はカラリと晴れてくれるそうです。
 またどっか行こうかな。
 確か、三社祭じゃなかったかなあ。

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