なんとなく授業…

 試験も近くなってきました。
 少しづつ授業をしなくてはいけません。
 現代文のまとめをやって、いよいよ古文へ。
 なんだか随分と久しぶりです。
 でもたまにはいいね。

 あのリズムがたまらないのです。
 書き言葉というか、韻文というか。
 まさにあれです。
 本当なら、源氏物語くらい読みたいんですけどね。
 あんまりニーズがないのだ。
 しょうがないか。

 とりあえず、説話から。
 芥川龍之介の『地獄変』の原作になったお話をやる気になりました。
 みんなで読みます。
 大きな声を出して文章を読むのはいい気分のものです。
 声に出して読みたいとかなんとかいう本もあったもんね。

 なんとなく授業も3コマ終わり、やれやれです。
 放課後、今年受験するという女子生徒が敬語の質問にやってきました。
 さすがに、難しいところをやってます。
 2方向に対する敬語というやつだ。
 あんまり授業では扱わない内容です。

 頑張って合格してもらいたいです。
 というのも、相談にのっているうちに、大学を受けようよという話になったのです。
 どうしても英文学をやりたいのだとか。
 いいじゃありませんか。
 たくさんの夢があってね。

 その先はまたその時のことです。
 一つ一つ未来を切り拓いていくなんて、なんてステキなことでしょう。
 今日もたくさんエールを送りました。
 頑張れよ。

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