あたりまえか。
まだ桜は散らないよね。
ほんとに落ち着かないですよ。
この花が咲き出すと。
業平が歌った通りです。
ほんと、やだ。
すぐに雨が降ったり、風が吹いたり…。
誠に命が短い。
都心は満開だそうです。
こっちはまだ半分にも達してませんけど。
明日は満開の桜を見にいこうかな。
今日は雨だっていうし、ちゃんと予報はあたるし。
その上、歯医者さんに行くおまけまでありました。
ガリガリやられましたよ。
あの音、なんとかならんかね。
でも、痛いのには勝てない。
他のことなら少々我慢できるけど、歯が痛いのはダメだ。
根性の問題じゃない。
しかし、プロは要領よく治療するもんです。
こればっかりは職人芸というしかないね。
レントゲンをじっと見つめながら、これがどうもアヤシイと宣う。
途端にガリガリ、キーン。
痛かったら左手をあげろと言われたって、うなり声と脂汗しか出ません。
ああ、やだ。
思い出したくもない。
それでもしばらくしたら痛みが消えたのだ。
ほんとかいね。
これでダメなら、今度は神経取りますからね。
そんなに簡単に言わないでちょうだい。
ぼくの心臓はノミなのです。
それにしてもだ。
雨が降っても花は咲くぞ…。