このところ、毎日ぼんやりしてます。
頭の方はなんとかなってきましたけど、鼻声はなおらないね。
いくらかよくなったかなというレベルです。
最初からこういう声だと思っていれば、まあ我慢できるレベルかも。
ほんとに風邪なんかひくと、ばかばかしいね。
とはいえ、今日も寒い。
冬ですね、冬そのものだ。
いい子にして、じっと家にいる以外、手はございません。
昨日、小満んさんの「雁風呂」を聞いて、いいなあとしみじみ思いました。
さすがに文楽の弟子だね。
きれいごとだよ。
それと教養。
これはどうにもならん。
他の噺家が外野でガーガーいってもダメです。
さっき、圓生のも聞きました。
どちらも味わい深い。
そういう風習が津軽に記憶として残っているということがいいですね。
紀貫之の歌がでてきますけど、これは本当かな。
ちょっとあやしいですかね。
調べてみる価値はありそうです。
秋は来て春帰りゆく雁の羽がい休めぬ函館の松
こういう歌を貫之が歌うとは思えません。
体言止めがまずあやしい。
春と秋を同じ歌に入れるということも無茶だ。
函館の地名が平安の昔に歌われたなどという話は聞いたことがありません。
北限は白河の関あたりでしょう。
いかにも江戸時代あたりに無理に作った歌のようです。
ここいらは噺の嘘かな。
いつかこんな噺もやってみたい。
それからそれへと、広がるばかりで、ちっともまとまらんよ。
それより、この鼻声をなんとかしておくれ。
明日はやるだけやってみますか。
今現在もまだ決定していないのであります。
ほんとにどうしましょ。