新春寄席

 今日はご近所の団地で開催される新春寄席に呼ばれて行ってきました。
 今年で3度目になります。
 ありがたいことです。
 いつものようにどんど焼きがあり、太鼓のパフォーマンスあり。
 ほんとににぎやかな団地です。

 その後、落語会が催されました。
 さっそく着替えて、お茶と甘酒を頂戴します。
 いろんなお話をしているうちに、すぐ定刻に。
 最初は一番に上がって、さっさと着替えちゃおうと思ってましたら、はにはからんや…。
 最後になっちゃいました。

 とりあえずCDのお囃子とめくりの当番です。
 ぼくの前、お二人の噺も順調に進み、お客様もよく笑ってくれます。
 ほんとにありがたいことだなあ。
 ぼくの今日のお題は「たらちね」です。
 随分昔にやったきりなので、復習をかねまして、今年最初の演目に選びました。

 なんとも不思議な味わいの噺ですけど、やっぱりうまくできてるんだな。
 ずっと長く伝えられてきたものには、何か笑いのエッセンスが入っているんですね。
 おかげさまで、みなさんに喜んでもらいました。
 もう少し正確さに気をつけて練り上げ、レパートリーに入れておきたいと思います。

 帰ってきてからお食事。
 つい眠くなってコタツに入り、そのまんま白河夜船であります。
 目が覚めたら2時半でした。
 大きな声を出しすぎたせいか、喉がガラガラです。
 どうなってるのかしらん。

 授業をしてもこんなことはないんですけどね。
 こんなんじゃ、とても毎日はやれません。
 しばらくボイス・レストかな。

 その後は昨日のお坊さんの本を読みました。
 蝮や熊に出会ったり、それこそ物の怪にとりつかれそうになったり、怖い話もたくさん書いてあります。
 9日間の間、飲まず食わず、さらには不眠というとんでもない修行の話もあり、ちょっとこの世のこととは思えません。
 なんでこんなに意志の強い人がいるのかなあ。
 読み終わってから、出るのはため息ばかりでした。

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