ソウル白熱教室

 4回のシリーズでした。
 残念ながら、そのうちの1回しか見てません。
 でもすごく面白かった。
 キム・ナンドというソウル大でも大変人気のある先生の講義でした。
 とにかく生きにくい社会のようです。

 特に女性たちには…。
 かつての日本の状況によく似ています。
 男性優位の考え方の中で、自分を見失ってしまいがちになる女性が多いみたいです。
 誰それさんの母親とか妻とか呼ばれ、次第に名前がなくなっていきます。
 どういう女性が成功した人かと訊かれると、子供や夫が立身出世した場合を口にするケースが多いとか。

 少し前の日本も全く同じでした。
 最近は微妙にその形が変化しているようにも思えます。
 しかし共通の面ももちろんたくさんあります。
 韓国では自分を他者の目にうつる姿で判断するという傾向が強いようです。
 とんでもなく激しい競争社会の中で、女性の自殺も多いそうです。
 なぜ全部見なかったのか、残念です。
 幸い、2年ほど前、ベストセラーになった本があるそうなので、それを読んでみることにします。

 前任校で、たくさんの外国人とつきあいました。
 文化は一律ではありません。
 韓国人の生徒は、小中学校時代、かなり厳しい先生に指導されたようです。
 日本にきて、大分様子が違うので、とまどったとよく話してくれました。

 再放送してくれないでしょうかね。
 今回の放送そのものが再放送だったようですけど…。
 あとはオンデマンドかな。

 国語表現の授業を担当してから、かなり意識的にこういった類いの放送を見ています。
 生徒の興味や関心をひくテーマを探すのが大変です。
 どこに焦点をあてたらいいのか、大変に難しいのです。
 今朝も『最貧困女子』という新書がかなり売れているという記事がありました。
 これも今年の春放送された「クローズアップ現代」の後追い取材から生まれた本です。

 そんなことをぶつぶつと呟きながら、今日もお昼寝をしちゃいました。
 喉の調子がよくありません。
 今度の土曜日にちゃんと落語ができるのかな。
 はなはだ、不安なのであります。

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