図書館は涼しいのだ

 毎日暑い。
 まったくうんざりするね。
 数日間、ちょっといい気分だったけど、またダメだ。
 我慢するしかありません。

 午前中はお稽古をちょこっと。
 大事なところだけ何度か繰り返したけど、毎回間違える。
 やる度にあちこちが抜ける。
 どうなっておるのやら。
 なんとなく悲しいね。

 書いたものを見ては、どうして覚えて言えないのかなあと呟く。
 多分、キャパシティを超えたのです。
 ブッブー。
 もうここいらで降りてくださいという神様のお告げだ。
 やれやれ。

 どうにもならず午後から図書館へ。
 ここは涼しいぞ。
 ここならお稽古も捗るかも。
 浅丘ルリ子のエッセイ集をなぜか読んでしまった。
 なんてかわいいんでしょ。

 その後は昭和30年代の写真集に見入ったね。
 東京の変遷が見事に捉えられてます。
 上野、浅草、銀座、羽田。
 なんかものすごいエネルギーを感じた。
 毎日どんどんよくなっていく、本当に幸せな時代だった。
 だれか明日のことを悩んでいたのかなあ。
 あんな時代はもう二度と来ない。
 断言できるね。

 新宿の写真があれば、よかったのに。
 まさにぼくの少年時代です。
 帰ってきてからはいつものごとく…。
 奥様が旅先からお戻りになり、仕事が増えました。
 ああ。
 明日は久しぶりに学校へ行きます。
 まだ机はあるのかなあ…。

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