放課後は解放区

 またまた始まりました。
 なんとも鬱陶しい天気であります。
 見上げると、お空はいつでも降るぞという顔をしてます。
 さてなんとか学校まで辿り着きました。
 やっぱり月曜日はブルーだな。

 3時間目からぶっ続けの授業です。
 今日はお昼休みも外に出られません。
 お弁当を買ってくるしかないな。
 漢文をやりました。
 生徒はわかってるのかな。
 そんなこと気にしてたら、先へは進めないのだ。
 じゃんじゃんやるぞ。

 なんとか最後のクラスが終わった頃にはかなりくたびれておりました。
 それでも気をとりなおして、放課後を待ちます。
 今日は月曜日でしょ。
 生徒がお稽古に来るのだ。
 やってきた、やってきた。
 すると、その前に3年があらわれ、突然の進路相談。

 やっと一区切りつけて、隣の部屋へ。
 この前からの時そばをやります。
 ぼくがお客さんになって、生徒がおそば屋さん。
 その反対もあり。
 おそばをたぐるシーンがなんといっても難しい。
 それと竹輪を食べるところ。

 おそばとは自ずと違うのです。
 昔の二八そば屋さんはどんな感じだったのか。
 絵を見せたり、時間の数え方を教えたり。
 いろいろとやらなくちゃならないことがあります。
 随分、理解が進んだようで、さてどうなることやら。
 1年生の生徒さんも、楽しそうに先輩のお稽古を見ていました。

 いいじゃないの、こういうの。
 解放区は言いすぎかな。
 みんなタイムスリップして、江戸の町へ。
 さて次は何の噺のお稽古をいたしましょうかね。

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