強い北風の吹く一日でした

 寒かった。
 朝から風が冷たくてまいりました。
 高台の駅で電車のドアが開くと、悲しいくらいに冷たい風が吹き込んできました。
 春なんて夢のようだ。
 お彼岸までは我慢ですかね。

 なんとか学校に辿り着いて、ほっといたしました。
 自分の席に座れば、まず一安心です。
 成績を丹念に見ます。
 こっちの生徒の評価をもう少し上げたら、どうなるのかとか。
 いろいろ思い悩みます。

 さてお昼。
 さすがに外に出るのはためらわれました。
 でもお日様がそこそこ出てるので、なんとか決心した次第です。
 学校の前の道は南北に長く伸びているので、こういう日はつらいです。
 神社までまっすぐなのです。
 拝殿が真南に向いています。
 そのせいで、とんでもない風が吹くのだ。
 これも全てよい気を取り入れるためです。
 我慢しなくちゃならんね。

 なんだかんだと言ってるうちに時間がやってきました。
 いつもより早めに学校を出ます。
 家に帰ってきてから三島由紀夫の「鹿鳴館」を見ました。
 劇団四季のです。
 すごい台詞まわしで、いささか驚きましたが、三島のはみんなこういう案配ですからね。
 「近代能楽集」で馴れてますから…。

 四季のストリートプレイには独特の癖があります。
 それもふくめて2時間半堪能いたしました。
 ハムレットも手元にあるので、こちらも近いうちに見ようかな。
 明日も学校です。
 寒いのいやよ…。

タイトルとURLをコピーしました