雛の家

 今日から3月。
 実にぼんやりとした一日です。
 朝から雨が降って、なんとも不穏な空です。
 昨日のあのあったかさが嘘のよう。
 
 とにかくお雛様を出しましょうということになりました。
 押し入れの天袋から、いくつも箱を引っ張り出します。
 毎年のことです。
 いつまで続けるのかなあ。
 いただきもののお菓子もちょこんと。
 芭蕉の句を思い出しますね。
 元禄二年春の光景です。
 
 草の戸も住み替わる代ぞひなの家
 
 さて本日は何をするのか。
 昨日の続きであります。
 落語の聞き取りだ。
 台本がないので、ひたすら映像を見ながら書き取ります。
 30分の噺だとかなりのお仕事になるのです。
 でもまあ、楽しみだからね。
 なんでどこにも台本がないのかなあ。

 普通は本とか、ネットにあるもんなんですけどね。
 まあ仕方がない。
 粛々とやりました。
 完成したのは午後になってから。
 その間、他の用事をしたりしながら、やりましたよ。

 突然、息子がやってきて、風呂に入りたいなどと言いだし、生活の根本が乱れました。
 なんでこうなるの。
 ちょっといろいろあるんで送ってくれというので、ちょっと離れた駅まで臨時の運転手。
 なんでこうなるの。
 道路はやたらと混んでます。
 工事も多い。
 年度末の風景ですかね。
 どうにかならんのか。

 そんなことをツラツラと考えながら、ガソリンスタンドにも寄ってまいりました。
 この前、満タンにしたのに、もう半分しかない。
 誰だ、勝手に乗ってるのは。
 もう、頭にきた…。

タイトルとURLをコピーしました