雨の日は静かに…

 今日は一日中、部屋におりました。
 なんたって雨ですからね。どうしようもない。
 午前中にちょこっとだけ出かけましたけど、これはまあ昨日からの懸案事項だったからね。
 仕方のないところです。
 あとは本を読んだり、落語のお稽古をしたり。

 寒いのは厭です。
 いつになったらあったかくなるのかな。
 これといってすることもないので、新聞のインタビュー記事などをまとめて読みました。
 昨日のシカゴ大の先生のは面白かった。
 今の若者達には戦後なんてなかったという話です。
 青い空に白い雲が浮かんで、先生も生徒も一緒になって平和を謳歌したなんて図は存在しなかったという話です。

 厳しいね。
 なるほど、そう言われてみると、一億総中流の時代は過去の物語です。
 アメリカとおんなじように、貧富の差は広がるばかり。
 ファットな人達は、ジャンクフードばかりを食べているという目で見られがちです。
 つまり貧しい人々だという判断をされやすいのです。
 さらに国をはじめとした奨学金の貸し手があらわれ、貧民は瞬く間に債務者となって、卒業した後にも重い負担がのしかかるというわけです。
 日本もまさにそうなりつつあります。
 下手に奨学金なんて借りたら、カードもつくれない。
 そんな時代になりました。
 
 さて青空がないとすれば、智恵子なみにどこかへ行かなければなりません。
 安達太良山の山の上かな。
 それともレモンを一つ、写真立ての前に置いて…。
 いやいや、落語かも。
 音楽か。
 今日はりんごの木の下でを何度も弾いちゃいました。
 ジャズというのはつまりそういう類いの音楽なのかもしれません。
 
 ブラームスの一番とは自ずと違うのです。
 もちろん、あれも最高にいいけどね。
 もっともっとアナーキーです。
 別の言葉でいえば、やさぐれてるというところかな。
 今日は妙ちくりんな独白になっちゃいました。
 誠に申し訳ないね。

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