羅生門とお稽古

 今日は試験前、最後の授業の日でした。
 明日、ぼくはお休みなのでね。
 さて3時間目からの国語表現では黒澤明の羅生門を鑑賞。
 たぶん、生徒は見ることもないだろうからね。
 やはりすごい迫力です。
 モノクロで太陽の光をあれだけ表現するのはすごい。

 あそこに登場した役者さん達はみながもう鬼籍に入ってます。
 そう考えると60年以上を経過した時の流れを感じるのだ。
 生徒はどんな感想を持ったのでしょうか。
 そりゃわからん。
 ぼくとしては、何か感じでくれればいいんだけど。
 藪の中とはうまいことを言ったもんです。

 あの鬱蒼とした森の中の描写は見事というほかはない。
 学生の頃はあんなのばかり見てたのかも。
 とにかく暇だったからな。
 さてお昼に外出。
 6時間目も無事に終わって、試験が終わるまで一休み。
 ちょっとまったりいたします。

 放課後は3年生の部員があらわれ、たらちねのお稽古。
 卒業記念落語会をやることになっております。
 お客さんがどれくらい入るのかしらん。
 せいぜい集めてあげなくちゃ。
 3年がいなくなると、つらいです。
 なんとか新入生を勧誘しないことには、存続の危機だ。
 まあ、いろいろあれど、明日はのんびりしましょ。

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