お稽古会

 いよいよ期末試験も間近。
 生徒諸君にも少しだけ焦りがみえてきたかな。
 授業もぼくの分は明日で終わりです。
 あとは試験の後の話です。
 まずはのんびりといきまっしょい。

 放課後は女子の生徒が3人やってきました。
 彼氏ができないのがどうやら悩みのようです。
 かなり本人達にとっては深刻な話題です。
 16才になって、なんで一度も恋ができないのか。
 まあ、確かに大きなテーマではありますけど…。

 こういう時、笑っちゃいけません。
 なるようになるさなんて、言ってもいけません。
 とにかく真剣に悩むのです。
 だからといってどうなるもんでもないけどね。
 みんな羽生くんみたいなイケメンがいいと呟きます。
 どうも贅沢だなあ。
 まず己をせっせと磨けと言っておきました。
 そのうち、どっかから、白い馬に乗った貴公子が現れるかもよ…。

 夜は例によってお稽古会です。
 今日は犬の目を。
 これは臨時の飛び道具にとっておきましょう。
 まだまだ推敲の余地あり。
 もうそろそろ、古典に戻る時期かもね。
 次回は本寸法のお噺を…。

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