いよいよ今年もおしつまって

まいりました。あと2日でおしまいだよ。毎年、こんなことばかり言ってるけど、今年はすごい年だった。みんなが言うから、多分そうなんだろうと信じてたものが、次々と壊れました。その代償はあまりにも大きくて、当分、この国は立ち直れないんじゃないかな。
政治もそう。どうにもならない閉塞感に襲われてます。世界中が似たような感じになっちゃいました。失業率も深刻だ。日本には無縁だった話が、今じゃ、ごく親しみのある話題です。
人もたくさん死んだよ。どこに行っちゃったのかわからない状態で、別れ別れになるのは、あまりにも悲しすぎる。家も流され、肉親も消えるなんて、あってはならんのです。でも現実は容赦ない。
放射能が誰彼の見境無く降り注いでます。学校のお茶畑でとったのも、セシウムがたくさん検知されたとかで、結局廃棄処分になりました。生徒がかわいそうだった。
船がなくなった人は、その日から仕事がなくなり、沿岸の漁港は壊滅状態。貯蔵施設がなければ、船も接岸しない。お米もだめで、国が買い取る。住んでた土地もダメで、これも国が買い取る。その地面どうするの。放射線を取り除いた土はどこへいくのか。捨てた後はどうするの。
なにもかもが先送りされ、解決の糸口は何十年も先まで持ち越しとなりました。
とにかく、変化の予兆だけはひたひたと迫ってくるものの、誰も手がつけられない。この膠着状態の息苦しさ。しかしだからといってネオナチズムはごめんだな。
あと2日で今年もおしまい。
来年はやっぱり無理にでも笑って暮らすしかないかもね。

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