本当なら今日は2コマだけやって帰ってくるところでした。
ところが火曜日の授業をやれとのこと。
早い電車に乗らなくちゃいけないと思うと、緊張します。
遅刻しちゃいかんしね。
とにかく、やりましたよ。
生徒にはわけのわからんテーマで小論文を書いてもらいました。
試験がなかったらどうなるのというものです。
中間、期末などのテストを全廃して、新たな評価基準をつくろうという話です。
そうなったら、学校はどうなるのか。
事実、そういう学校もあります。
いわゆるフリースクールとか、ある種の教育観によってつくられた学校などには試験がありません。
ドイツ発祥のシュタイナー学校などはその代表かな。
ミヒャエル・エンデなどを生み出した実にユニークな教育をしています。
かつて子安美知子さんの本を随分読みました。
生徒はそこまでは知らないだろうから、彼らの考えをそれぞれ開陳してくれました。
明日にでも添削をしておこうと思います。
誰でも試験は厭だもんね。
なかったら本当に勉強しなくなるのか。
なくてもやるのか。
昨日の新聞には軽井沢にある国際高校の記事が載っていました。
それを話の種に授業を始めたというわけです。
ここはインター校ではなく、文部省の指定する教育課程に準拠しています。
国際バカロレアにも対応しているのだとか。
定期試験はなく、生徒が評価基準を決めるそうです。
世の中は広いもんだ。
日本人特有の横並び意識だけでは、とてもやっていけないからね。
もう、そんな悠長な時代でもないでしょ。
出る杭は打たれるか。
しかし出過ぎた杭は打たれないのかも…。