採点三昧

 やっとぼくの試験当日になりました。
 やれやれ。
 随分と待たされました。
 それでも答案が出てくれば、こっちのもんです。
 さっそく採点にとりかかりました。
 それほどに多い枚数ではないので、必死にやればすぐに終わります。

 とはいえ、なかなか必死にはできないのだ。
 それでもお昼ご飯を食べてから、さらに頑張ったので、なんとかなりました。
 パソコンに打ち込んで並べ直して、成績も試しに入れてみます。
 あんまり偏りがあったら、なおせぱよろしい。

 3時すぎには、なんとか恰好がつきました。
 明日にでもサーバーに打ち込みましょう。
 それで全部の形ができあがります。
 やっと冬休みが来るのだ。
 でも、ちょっと授業が残ってるけどね。

 ここのところ落語ばかり聞いてたので、今日は活字を読む気になりました。
 谷崎がいいな。
 『少将滋幹の母』を久しぶりに読み返してます。
 いいね。
 昨今のデロデロしたのに比べると、誠によろしい。
 ストーリーはなんともすごいけど、文章がみごとだ。
 こういう仕事ができる人は幸せだよ。

 まあ、そんなことはどうでもよろしい。
 明日も頑張らんとね。
 奥様はどっかへ行ったまんま、帰ってきません。
 どうなっておるのやら。
 娘のところがいいのかな。
 それもわからん。

 とにかく今日はこれから頼まれた落語会のビラを作ります。
 明後日には持参しないとね。
 いろいろとあるのよ。
 これ、ほんと…。

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