ぼんやり…

 今日はずっと家におりました。
 というのは正確じゃない。
 奥様を送り迎えいたしました。
 家にいる時くらいは、運転手ぐらいしないとね。
 いつもお世話になっておりますので。

 お昼ご飯もつくりました。
 偉い。
 そうそう、今日はちょっとリフォームをお願いした業者さんとお話を。
 あっちをやると、こっちもやりたくなるというやつで、これはあんまりよろしくない。
 下流なんとかへまっしぐらなのであります。
 
 それでも家の中が明るくなるというのは結構なもんです。
 ただし懐が軽くなる。
 このバランスの悪さをなんとかしなくちゃならん。

 さて全部終わって、のんびりいたしました。
 今日はこれからとある方がやってまいりますので、夕食の準備です。
 どういうことになりますのやら。
 宴会かな。
 お酒も飲むのかも。
 といって、そんなにたくさん飲むわけじゃございません。
 かわいいもんです。

 それよりサンタさんの歌でもうたっていたい気分なんですけど。
 そうもいかないか。
 噺もお稽古をしようとすると、うるさいといわれ、しょんぼりしております。
 でも新しいのを一つ腹に入れたいね。
 以前にやったのに似ているので、なんとなく覚えやすいです。
 
 でもこういう夫婦者の噺は年輪を重ねないと、リアリティがでません。
 つまりそこに味わいが出るんでしょうね。
 親の暮らしぶりが懐かしいくらい、目の前に見えてきます。
 落語は不思議な芸だよ。
 ほんとに、しみじみとそう思います。

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