沈丁花の香りが…

 道を歩いていると、なんとなくふわふわとした気分になります。
 今日はそこはかとなく、あったかい一日でした。
 まだ完全に春というわけじゃないけれど、嬉しい気分です。

 午前中、1クラスだけ授業をして、部屋に戻ると、生徒が。
 明日の落語会のためにやってきた3年生です。
 ちょっとみてくれというので、どれどれということになりました。
 壺算と動物園。
 動物園は英語バージョンです。
 なんでも春休みにキューバへ研修旅行で行くとか。
 その時にホームステイをする家でご披露する予定だそうな。

 いい話じゃないですか。
 大いにやれと勧めました。
 落語もこういう活用の仕方があるのだな。
 さて一段落して、外へ。

 あったかい。
 ありがたいね。
 ご飯を食べると、急激なる眠気が訪れます。
 これも春の故か。

 帰ってきてから、ああでもないこうでもない。
 物理準備室はいつも賑やかです。
 どうってことのない話が延々と続くのだ。
 これが一番、健康によろしいのかもね。

 印刷をしていたら、講師でみえている先生に呼び止められました。
 20年くらい前にご一緒したそうです。
 昔の同僚の名前が次々と出てきて驚いたのなんの…。

 帰り道、沈丁花の香りがしました。
 嬉しい季節を迎えられそうです。

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