モネ展

Diary

 せっかくですから行ってきました。
 これほどにまとまっては見られませんからね。
 とはいえ、西洋美術館にも彼の作品はかなりあります。
 日本人は印象派が好きだからね。

 さて9時に家を出て、必死に上野まで。
 電車が遅れて、なんとか到着したものの、なんという混雑なの。
 驚きました。
 チケットを買うだけで、大変だ。
 列になっております。
 幸い、持っておりましたので、スイスイと入ったところまではいいけど、とにかくすごい人だ。
 
 驚いたよ。
 今までにみたことのない絵が、かなりありました。
 晩年の作品に激しさを感じましたね。
 赤の強烈な絵が、あんなにあるとは思いませんでした。

 意外でした。
 しだれ柳も、日本の橋もあそこまで強烈なタッチで描いていたとは知りませんでした。
 ほとんど抽象画です。
 外には出さなかったみたいです。
 モネのイメージが随分とかわったな。

 見える世界が違うものになったんでしょうね。
 初期のカリカチュアの時期から考えたら、嘘みたいです。
 あの風刺画も面白かった。
 はじめてみました。
 人は変わるんですね。

 いい展覧会だったな。
 ジヴェルニーの庭園は公開してるんでしょうか。
 いつか行けたら行ってみたい場所の一つです。
 睡蓮によせる思いの深さがよくわかりました。
 しかしそのオブジェも、どれ一つとして同じものはない。
 かきなぐった線だけの睡蓮もはじめてみました。

 一つのところにとどまらないということの厳しさかな。
 創造は破壊と同義なのだ。
 しみじみとそう思いました。
 それにしても、今日は風が強かった。

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