朝一番で部屋に飛び込んできたのは3年の男子。
12月に入試があるのだそうな。
小論文をみてちょうだいというわけです。
先週、めちゃくちゃにけなしたら、大分よくなってきた。
でもまだまだだな。
あと3週間で間に合うかな。
とにかく何が出るのかわからんので、往生いたします。
あれもこれもと欲張って書かせる以外に手はなさそうだ。
きっと明日もくるでしょう。
お待ち申し上げるといたしますかな。
何枚持ってきても驚くものではありません。
それくらいの崖っぷちは渡ってまいりましたもんね。
さて午前中の授業を終えたら、今度は2年の男子。
歌舞伎の衣装についての質問であります。
来年のファッションショーに向けて、想を練っておるらしいのです。
暫、弁慶、助六あたりをまず調べてみてよとお話をしました。
ところがポイントはどうやらそれを超えて、クラスの人間関係にあるとのこと。
これは複雑怪奇だからな。
ちょっとやそっとではアドバイスができません。
それでも随分と話し込んでいきました。
さて放課後は落研の活動。
なんと新しい1年の男子がまた顔を出しました。
どういう風の吹き回しかね。
探し回っている時は、なかなかあらわれないのにね。
人生なんてこんなものかも…。
さっそく小咄のお稽古です。
なかなかやるじゃないの。
これからが大いに楽しみであります。
全部で何人になったのやら。
だんだんとわからなくなってまいりましたぞ。