ふたたび月曜日

Diary

 またまたやってきました、ブルー・マンデー。
 致し方ありますまい。
 粛々とおのが運命を甘受して、授業を行うのみです。
 とはいえ、むしむしと暑い。
 生徒は疲弊しております。
 どうも球技大会の疲れが癒えぬご様子とみました。

 だが試験は近づいております。
 範囲を終わらせないわけには参りませぬ。
 漢文も古文もぼちぼちと始め、かなりの分量をこなしました。
 とはいうものの、まだ終わりには近づかないのだ。
 困ったなあ。
 来週中にはなんとかしないとね。

 今日はあいている時間に読書をいたしました。
 ついに『春の雪』も終章に近づいてきたのです。
 うまい。
 三島のあのあまりにも華美な表現に食傷気味だったのに、今度ばかりは何故か…。
 あまりにもすっと胸に落ちる。
 どうしたことでしょ。

 絶対不可侵なんてものが、近くにない昨今としては、ちょっと怖いもの見たさに通じるのかも。
 この調子で、残りの3冊も続けて読むことにいたします。
 考えてみれば、タイの暁の寺にも行ったことだしね。
 高校時代よりは、ぐっと読みが深まること、間違いなしだ。

 それにしても女というものはすごい。
 一度決めたら梃子でも動かない。
 男はまるでピエロだな。
 あまりに哀しすぎる。
 まあ、いいや、続きを読みましょ…。
 『鹿鳴館』や『近代能楽集』みたいな芝居もいいけど、こっちも面白いね。

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