一夜明ければ元朝の…

 門に松竹注連飾り。
 新しい年がやってまいりました。
 平成もあれから随分たちました。
 昨年もいろいろとありましたけど、さて本年はどういうことになるんでありましょう。
 未来はまったく予測不能です。
 毎年、日経あたりはいろんな予測記事を書いてますけど、さて当たるのやら外れるのやら…。
 結局なるようになるんだろうね。
 
 これだけグローバル化が進んだ今日、あまにりも変化がめまぐるしくて、どこへ進むのかなんて誰にもわからんよ。
 全てにわたって経済が先頭を走っております。
 そのあとをあたふたと人間どもが追いかけていくだけだ。
 宇宙の歴史からみれば大したことはないけれど、それにしてもね。
 人間は随分といろんなことをしてきました。
 核も持ちすぎたし、戦争も終わることはない。

 さてその中で「花は咲く」と言われても、ほんまかいなとつい呟きたくもなるのだ。
 去年、仙台へ行った時、海岸沿いを歩きましたけど、惨憺たるものでした。
 向こう何十年も住めないなんて言われたら、あまりにもショックだな。
 ふるさとは遠きにありて思うものか。
 なんとも悲しいね。

 昨日、今日と我が家は大変に賑やかです。
 ただ願うのはそうした日常が平々凡々と続くことだな。
 イタリア人なんかの生き様をみていると、効率優先のひびきがない。
 職人を大切にして、その日が楽しければいい、という思想が原点にある。
 是非、ぼくも見習いたいね。
 効率なんてイヤ。
 楽しくなくちゃ、人生じゃないでしょ…。

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