やっぱり暑いのには勝てないな。
元々、勝負する気もないけど。
朝からプログを書き、あとはひたすら読書。
やっと『巷談本牧亭』を読み終わりました。
近年になく気分がよろしい。
どうして一度ぐらい行かなかったのかと悔やまれます。
もうないからね。
安藤鶴夫の筆力に完全ノックダウンです。
登場人物がいい。
とくに桃川燕雄が粋だ。
これだけ苦労しないと、芸人にはなれないのかな。
ぼくにはとてもできません。
つばなれしない本牧亭の様子が目に見えるようだ、
いい本です。
なんとか手に入れて、時々は読み返したい。
安鶴さんの『三木助歳時記』ももう一度読みたい。
どっかにないかな。
随分前に読んだきり。
もう一度思い出しながら、読みたいです。
芸人伝は好きだな。
苦労しなくちゃ、芸はよくならないよ。
それと野垂れ死。
どうもこれはセットだね。
幸せな死に方をした芸人は、そんなにいないよ。
それだけ苦しいんだ。
苦しむくらいじゃないと、一流にはなれないってことでしょ。