特異点論者

Diary

一日中、家に閉じこもっておりました。
どうも寒いのは苦手です。
お散歩する気にもなれん。
午前中はシンギュラリティの本をずっと読んでました。

一番興味を持ったのはバイオテクノロジーとナノテクノロジーの合体かな。
人類の血液中で赤血球の役目をする一人あたり数兆個のナノボットが必要になるところ。

あまりに数が多く、当然すべてを生産することはできない。
そこで自己増殖をさせるため、細胞サイズのデバイス、血液ナノボットを自動的に複製するしかなくなる。
つまりそのためのシステムを埋め込むことになる訳だ。

ところがこの制御システムにエラーが出たとき、指数関数的に増殖し、人間一人分の炭素がすべてナノボットにかえられるまで、わずか2時間。
それで足りなくなると、自然界の生物に感染し地球上のすべての生物を死滅させてしまうとか。

以前読んだミトコンドリアが世界を破滅させるSF小説みたいだけど、真剣に考えられているテーマなのだ。
2045年にAIが人間を超えるというのは本当なのかな。
特異点論者、レイ・カーツワイルの予言はあたるんだろうか。

光速を超え、別の宇宙とのつながりまで予見されてますからね。
なんだか夢みたいだけど、真空管がトランジスタになり、ICが進化し…。
さてその先はどこへ。
かつてのスーパーコンピューター並みのパワーを持ったスマホを、ぼくたちは今、手にしている訳だし…。

あながち、とんでもない話じゃないのだ。
そんなわけで、今日は家の中から一歩も出ませんでした。
寒いの、嫌いよ。

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