お留守番

Diary

今日は久しぶりのお留守番。
朝早く、奥様がお出かけしたので、掃除をしたり洗濯ものを干したり…。
ストーブとコタツを出しておいてねと言われ、あちこちをウロウロ。
どこへしまったのか、すぐに忘れちゃう。

その時はよかれと思って部品などを袋に入れたりもするのですが…。
1年もたたないうちに、全部忘れて、さて途方に暮れるのだ。
情けないけど、これが現実です。
そうこうしているうちに、とある場所から電話あり。

同じ研究会の友達が、スマホを忘れてうちの奥様に連絡がつかないのだとか。
まあ、ありがちなことではありますがね。
なんにも持っていないので、どうしていいかわからないらしいのです。
という内容の電話を、つい先刻奥様が訪問したばかりの書道の先生がかけてきてくれたのです。
どうもほんのわずかの時間差で、奥様が稽古場を先に出たらしいのだ。

もちろん、お話するのもはじめて。
偉い方なのです。
会員名簿で必死に探したそうな。
緊張したよ。

私が連絡を中継しますから、とりあえず奥様に私のとこへ電話してもらうように言ってください。
先生の番号を必死にメモして…。
なにがなんだかわからないけど、とにかく連絡したのだ。
なんとか、どこかでその友人にお目にかかることができたから、よかったけどね。

ぼくが偶然家にいたからいいようなものの、そうじゃなかったら、どうにもならん。
はじめてのお留守番じゃ、こうはいかないでしょ。
スマホは便利だけどよくないよ。
電話番号なんて、誰も覚えてない。

ぼくなんか、自分の番号も知らないのだ。
それでもなんとかなっちゃう。
まったく怖ろしい時代です。
帰ってきてからひとしきり大笑い。

今日は昨日と違う噺を稽古しましたよ。
明日もしましょうね。

タイトルとURLをコピーしました