落語家魂

Diary

家に戻ってから、権太楼の本を読みました。
途中、あんまり眠くなってちょっとお昼寝もしちゃったけどね。
5月に出たばかりの本です。
先々月はさん喬の本。

この2人はいつからともなくライバルということになってます。
二人会はとんでもない火花が散る。
いつ終わるかわからない大ネタの嵐。
それを喜ぶお客。

6時に始まったのに、11時になっても終わらない。
そんなことが何度かあったそうな。
楽しい本です。
本音だけ。

だから権太楼の心根が透けてみえる。
芸に対する執念。
師匠に対する敬愛。
つばめと小さん。

得意ネタの極意を書き込んでくれたのも嬉しいね。
奥様ののろけもかわいい。
小朝に抜かれて、化けた。
その心理状態の裏側をみごとに分析してます。

病気もした。
もう70歳を超えました。
笠碁が大好きで、代書屋と幽霊の辻がやりたくて、とにかく噺がしたくて…。
そういう人です。

いつまでも元気で頑張ってもらいたいね。
それだけです。

明日は休むぞ。
くたびれた。

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