サルスベリ

Diary

きれいです。
実にみごとに咲くもんだ。
この季節の花です。
あの幹や枝はどうしてあんなにツルツルしてるのか。
まさに猿が滑り落ちそうな木だな。

別名を「百日紅」ともいうらしい。
長い間、ダラダラと咲くということでしょ。
かつて、あんまり庭に植えなかったそうな。
あのツルリと滑る感じに、なにかあるのかも…。

剪定中の事故かな。
それともやっぱり落ちる方か。
禁忌七木の中の一つだという話を聞いたことがあります。

それはそれとして、ぼくとしてはどうしても「猿後家」を思い出しちゃいます。
この噺を落語会にかけたのは、そんなに以前のことじゃありません。

面白い。
もともとは上方の噺です。
えげつないといえば、それまでだけどね。
江戸の粋とは全く相容れないな。

飛び道具にとっておきましょう。
やっぱり江戸の噺は粋をねらわないとね。
しかし、サルスベリの花はきれいだよ。
街路樹にもなってる。

車で走っていると、つい見とれちゃいます。
ほんとに見事だ。

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