奥様はお友達とおしゃべりだとかで、どこかへでかけちゃいました。
女房達者で留守がよい。
これはお互いに言えることかも…。
まあ、元気で好きなことをやってるというのが一番精神衛生によろしいんじゃありませんか。
つまりそういうことですよ。
今日も朝からすい喬寄席を書いておりました。
ほんとに暇人なんだなと自分でも感心いたしますが、言葉を紡ぎ出すというのは、案外楽しいもんです。
これは呆けの防止にもなるしね。
とにかくなんか書いてるのが好きなんですね、きっと。
噺のお稽古ももちろんいたしました。
だけど、まだダメだ。
あちこち忘れちゃう。悲しいね。
仕方がありますまい。
昔、旺文社をつくった赤尾好夫さんの豆単の表紙にはこんな文句が印刷してありました。
「人間は忘れる動物である。忘れる以上に覚えることである」
まさに至言ですな。懐かしい。
赤尾の豆単といって、バカみたいに売れたんです。
まるで毛沢東語録みたいだった。
あれから随分と年月が過ぎました。
これからどうなるのか。
そんなこと誰にもわかりゃしません。
とにかく、ぼんやりと空気を吸っていくのみだな。
そうそう、また吸入いたしますよ…。
これってホントに効果あるんでしょうか。なぞ。