神無寄席

Diary

今日は神無寄席の日です。
去年の5月にホールでやって以来、1年に1度はちゃんとしたところでやろうよということになりました。
なんたって屏風を背負って落語が出来るのだ。
椅子を並べる必要もありません。

そのかわり、お金は少し余計にかかるけどね。
でもいいじゃない。
こういう贅沢が本当の贅沢なんです。
さて朝から特にやることもなく、ずっと池井戸潤の小説を読みふけりました。

今度ここまでに読んだ本の感想をまとめて書こうかな。
3時過ぎに読了。
家の中を片付けて、いよいよ会場へ出発です。
あれやこれやと気になる箇所はあるものの、始めたらあとはなんとかなるでしょ。
いつもの火事場の馬鹿力というやつかな。

ホールには1時間前につきました。
まもなく二八さんがお見えになり、おしゃべり。
いろんな話が出ました。
軍国少年だった子供の頃の話とか。
なんたって彼は80歳なのです。

あれこれとおしゃべりをしているうちに、いよいよ準備開始。
番組表やアンケートをセットしました。
お客様もあちこちから来てくださり、ありがたいことです。

ぼくの出番は最後。
今日は「抜け雀」をやりました。
とにかく真面目な噺なので、あちこちで笑いをとろうと必死にやったよ。
最初、喉がカラカラで満足に声がでません。
しばらくしたら、やっといつもの調子に戻ったのだ。

随分内容を変えました。
というか、入れごとをふやして、お客さんに飽きられないようにしたら、うまくいったみたい。
それと宿屋のご亭主の気の弱さを前面に出したのがよかったのかな。
お褒めの言葉もいただきました。

終わってからいつもの反省会。
ここでのビールはしみる。
このためにやってるようなもんかもね。
次の出番は来月の末です。
さて今度は何をやろうかな。

タイトルとURLをコピーしました