朝一番で家を出ました。
今週は全部1時間目から授業があるのだ。
それというのも午前中だけ授業で、午後はいろいろと予定があるらしいのです。
何があるのかよく知りませんけどね。
まあ、つまりそういう立場だということです。
そんなわけで、11時には学校を出ました。
なんとはやいことよ。
昔から、これくらい暢気にやってればよかったのになあ…。
まさか、そんなことがかなう訳もないか。
今はご隠居さんそのものだしね。
さて本当なら都心に向かうはずでしたけど、とにかく暑い。
歩いているだけで、うんざりしたよ。
この調子であちこちをウロウロするのはご勘弁願いたいもんです。
いいや、帰ろう…。
滑り込んできた電車に飛び乗ると、なんと涼しいこと。
本を読んでいるうちに、我が家へ辿り着きました。
奥様は娘のところへいったらしく、もぬけの殻です。
いいんじゃないの。
子供とペチャクチャやってると、それだけでストレスの発散になるし。
男はなんだろうな。
釣りですかね。
そば打ち、ゴルフ、お酒…。
ぼくなんかはひたすら大きな声で落語を喋ることかも。
お金がかからないわりに、手間がかかる。
とにかく覚えるのが大変です。
ぼんやりしてると、すぐに忘れちゃうのだ。
噺が完全に腹に入るまで、じっと辛抱なのです。
完全に自分のものになれば、なんとなく最後までいけるけど。
これもまた不思議です。
夕飯を食べたら、またお稽古しましょ。
さっき、稽古してたら、メールで中断させられました。
なんとかのレシピを写真に撮って送れとか。
やっかいな注文ばっかりです。
しかしそんなことができる世の中になったのだよ。
これっていいことなのかしらん。
昨今の若者達はなにを考えているんでしょうね。
これも謎だ。