フェルマーの定理

Diary

今日でほぼ前期の授業が終わりました。
まずはここまでで試験範囲が終わったのだ。
うれしいな。
4月から3ヵ月間…。
なんとかよろよろと辿り着きましたよ。
素直に喜びたいと思います。

最後に残ったプリントの解答と漢字の答え合わせをいたしました。
もっと簡単に終わるかなと思いきや、そうでもなかったな。
本当なら自習にしてあげたいところですが、そうもいきませんでした。
もっとも生徒諸君はあんまり自習には馴れていないみたいです。
ことさらに要求されるということもありませんでした。

ここいらはそれぞれの学校の文化かな。
なんともいえません。
まあ、とにかく終わってよかったのだ。
明日はのんびりできます。

とはいえ、成績もつけなくちゃならんので、昨日は換算式をつくってみました。
これがなかなかに厄介で、久しぶりにエクセルの知識を総動員したよ。
とくに何点から何点までを5にするとかいう数式は、随分昔にやった記憶があります。
でも一度やったことは、案外忘れないもんです。
かつてはロータスだったけどね。
あの頃に比べれば、ソフトも格段に使いやすくなってます。

帰りも本に没頭いたしました。
朝からなぜだか『フェルマーの最終定理』を読み出したのです。
奥付をみると2006年だからもう10年前に読んだっきりです。
しかしこの本は面白いね。

数学というか、数の奥深さをしみじみと感じます。
ピタゴラスが発見したと言われる完全数なんて、もう芸術そのものだ。
もちろん、あの定理もね。
例の数式にあてはまるのは普通、3,4,5か、5、12、13です。
これはそれぞれ二乗して足すと、3番目の二乗になるからな。

これをピタゴラスの三つ組み数というのです。
もっと大きくなると、99,4900,4901なんてのもあります。
暇な人はやってみるとよろしいね。
ところがフェルマーの定理となると、これは大変だ。
数百年間、誰にも解けなかったのです。

それを解いた人の話だから、面白くないわけがないのだよ。
というわけで、明日もひたすら読み直そうと思います。
かつて大学で数学をやり、3年になる時、挫折したぼくとしては実に感動的な本なのです。
まあ、ここはのんびりといきまっしょい。

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