朝から借りてきた本をずっと読んでました。
大庭みな子さんがかなり以前に書いた『津田梅子』です。
随分昔に読んだ記憶があるものの、ちょっと読み返したくなって。
女子教育に一生を捧げた人ですからね。
わずか6歳でアメリカへ留学し、11年後に戻ってきた時は、ほとんど日本語が喋れなくなっていたのです。
それからの日々は実に不思議な色合いに満ちています。
伊藤博文の娘や奥さんに英語を教えたりし、いろいろな人と知遇を得ます。
その後ふたたび渡米し、ブリンマー女子大学で本当の教育のあり方を学びます。
こんなに真剣に日本の女子教育の可能性を考えた人もいたんだよね。
当時としてはとんでもないお給料をもらっていた華族女学校の教授の職も辞し、私塾をつくります。
お金のない中で、熱情と意志だけが支えだったんでしょう。
女子英学塾。
今の津田塾大学です。
彼女は一生独身で通しました。
お墓は大学の構内にあるそうです。
この本は、偉い人は偉かったというような書き方をしていないからいいな。
怒りも悲しみも、寂しさも当惑もそのまま書いてある。
だから梅子が生きてます。
なぜこの本を読み返したくなったか。
それは、ご想像にお任せするとして…。
お昼ご飯を食べ、しばらくしたら、突然の眠気に襲われました。
気がついたのは、1時間半後。
よく寝たもんだ。
今日は散歩もしましたからね。
それでくたびれたのかも。
さっき見たら8千歩稼いでました。
きっとそのせいでしょう。
風があったかかったな。
なんとなく埃っぽくて、春の感じです。
目の中にゴミが入る。
布団も取り替えなくちゃダメかしらん。
セーターも家で着てたのをとりあえず、一枚だけ洗ってみるかなあ。
どうもセーターは面倒だよね。