夏の100冊

Diary

本屋さんで文庫本のカタログをもらってきました。
新潮、角川、集英社です。
毎年、夏休みのために出版社は文庫本100冊のカタログを作ってます。
読書感想文を書いて送ってねというわけです。

というのは表向きで、本を買ってよというのが本音かな。
なかなか売れないからね。
本屋さんには特設コーナーができまして、なかなかにかわいらしい。
カバーも特別なイラストに彩られてます。

これくらいやって、やっと1冊買ってくれたらラッキーというところかな。
ことほどさように売れないのだ。
出版社も大変だよ。
ぼくもせっせとカタログを見ました。

夏休みの宿題を出してちょうだいと学年団に要請されましたのでね。
驚いたのが新潮文庫。
なんと「ヤバイ本」というタイトルの中に安部公房『砂の女』がありました。
やばいっていうのはどういう意味なのかね。

ちなみに太宰治『人間失格』もやばいらしい。
シビレル本なんて、ジャンルもありました。
随分と作家の顔もかわったよ。
この40年でね。

昔の小説を読もうと思ったら大変だ。
文庫本も売れないとすぐに絶版だ。
マニアックなのは、ほんとに探すのが大変です。
まあ、どうでもいいけど。

作家も楽じゃない。
生き残るのは噺家といい勝負かも…。
今日も暑かった。
もうヘロヘロです。

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