今日はイースター島にある守護神モアイ像についてお勉強しました。
まさか宇宙人がつくったとは、誰も思っちゃいないだろうけど…。
大きなものは高さ20メートル、重さ80トンもあるのだとか。
これを石切場で製作し、20キロも離れた島の突端まで移動したのです。
どうやったのか。
ズバリ、ヤシの木をころにしたのだ。
しかし家も舟も全てヤシでつくったため、とうとう島は赤裸に…。
表層につもっていた土も全部、海に流されました。
島民が2万人になろうとしていた頃、ついに食料不足に。
タロイモもバナナもとれなくなり、舟がないので魚もとれず、とうとう部族間の争いに発展。
ついには殺しあいの末、島は絶滅に至ったのです。
なんと悲しい結末だ。
ポリネシア人が移住してつくった島はこうして消えたというわけです。
2050年には90億人を抱えるといわれる地球。
農耕地21億ヘクタールで作れる食料は80億人分が限界だそうな。
さてどうするのか。
今のままいけば、確実に10億人分の食料が不足します。
イースター島と同じ運命をたどるのだ。
それまで、ぼんやり生きていればいいのかね。
それとも全面戦争でもやりますか。
はたまた食料を飛躍的に増産できるプラントを開発するか。
時間はそんなに残されてないのです。
という実に真摯な授業でした。
たまにはこういうのもやるんだ。