昨日に続いて、今日も落語会へ行ってきました。
ただし、ただのお客としてです。
とはいうものの、必死で聞いたよ。
最近はどうしても素直に見られなくなってます。
つまりどこが面白くて、どこがダメなのか。
自分と比べてどうなのか。
この間は使えるのか。
仕草はどうか。
そんなことばかり考えてます。
古典落語と呼ばれるものは、そこそこ頭に入ってますので、最初のところを聞くと、だいたいどのネタに入るのかがわかるようになりました。
しかしこれはあんまり幸せなことじゃないね。
素直に笑えません。
今日の前座さんの噺は「道灌」でした。
これは柳家に入門した人が一番最初に習う噺です。
ぼくもやります。
だからどうしても比べちゃう。
いけませんね。
「猫の災難」は面白かったね。
酒飲みの噺は罪がになくてよろしい。
もう一つの新作はすごく新鮮でした。
歌舞伎をよく見てますね、彼は。
あの声の型は誰だろう。
亡くなった歌右衛門さんかな。
あんなふうに女形がやれたらいいな。
とにかく2時間みっちり。くたびれました。
ぼくもうまくなりたいです。
これはほんと。