北国は大寒波に見舞われて大変なことになってます。
低気圧も半端じゃない。
台風よりすごいらしいのだ。
それに比べて、太平洋側は朝から青空です。
ちょっとだけ買い物に出ましたが、寒い。
これで寒いなんていうと、怒られちゃうけどね。
しかし身にこたえる。
近くのスーパーで用を済ませて、すぐに戻ってきました。
どこにも行きたくないよ。
明日は今日よりも寒いとか。
どうしたらいいのかな。
本を読む以外にすることはございません。
朝から漱石の『彼岸過迄』を読んでます。
久しぶりだな。
だんだん面白くなってきたよ。
途中、主人公が八卦を見てもらうシーンがでてきます。
なかなかに面白い。
生薬屋の奥に座っているおばあさんが占うのです。
さて陰陽の理は…。
「自分のような他人のような、長いような短いような、出るような入るようなものを持っているから、今度事件が起こったらそれを忘れないようにしろ」というもの。
まさに禅坊主の寝言だな。
というわけで、ここから次のストーリーが発展していくのだ。
随分と昔に読んだだけなので、先の方を忘れちゃいました。
明日も続けて読みます。
たしかこれから探偵ごっこが始まるのだよ。
漱石っていう人は、随分と世情に詳しい。
それが作品にリアリティを与えてます。
ほんとにへんな人だ。
それにしても寒くてどうにもならん。
今日も早く寝ようかな。