後期授業開始

Diary

二期制というのはこういうもんらしいね。
かつてそういう学校にいたけど、途中から三期制に戻っちゃいました。
特に3年の成績処理が厄介だったみたいです。
まあ、どっちでもいいけど…。

そんなわけで、朝から授業。
やっと太宰治の『女生徒』が終わります。
今までいろんな教材をやったけど、これは初めてでした。
ちょっと違った面もみられたかな。

太宰といえば、なんといっても『走れメロス』だからね。
生徒達は中学時代にこれを習って、この作家のイメージをかためてる。
それを次々とぶっ壊していくんだから、痛快ではあるな。
人間はいろんな側面を持っているということですよ。

『人間失格』や『晩年』にはないところ…。
『津軽』や『富嶽百景』かな。
まあ、いろいろだ。
津軽の金木村へ行ったのはいつだったかしらん。

あの時は恐山まで行きました。
斜陽館の前でじょんがら三味線の生演奏を聴かせてもらったよ。
懐かしいね。
太宰の家も大きかった。

これで当分、この人の作品とはご無沙汰ですかね。
次は森林太郎氏の『舞姫』です。
さてどういうことになるのかなあ。
古文そのものだしな。

難しい。
試験範囲にするのも考えものですよ。
どうしましょ。
明治時代の官僚の気分が伝われば、まず成功ということで…。

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