今日は『教養のススメ』という池上彰の本を読んでました。
東工大での授業をそのまま本にしたものです。
今じゃ教養という言葉も随分色褪せたけどね。
しかし逆に見直されているところもありまして…。
専門バカの悲惨さを見たのが、あの3.11だったという指摘もあるのだ。
もっと大きく世界を見られたら、あんなことにはならなかったのかも。
鳥瞰図をつねに頭の中に描ける人間にならないとね。
つまり理科系の人間には文化系の思考力が必要だというわけです。
文学、歴史、経済、芸術を知らないで、理科系人間になると悲惨なのだ。
その反対もしかり。
教養のないビジネスもミジメ。
死ぬほどたくさん本を読んでも、何の役にもたたないかもしれないけれど…。
それでもいつか花を咲かせることがある。
その一瞬にかけるしかないのかな。
そんな気もします。
偏微分や重積分までやっておかないと、文系でもつかいものにならないとか。
すごい時代だな。
プラグマティックな学問はすぐにお金になるけどね。
それはそれだけのことだ。
つまらん人生を歩むことになるのですよ。
どうせなら、アホらしく生きようじゃありませんか。
一期は夢よ、ただ狂へ。
いい言葉だな。
MITには40%も女子がいるのに、東工大は男ばかり。
これじゃコミュニケーション能力も育たないね。
男と女は思考回路が違うのです。
何度でも言おう。
全然、違うのだよ、諸君。