切り捨てSONY

Diary

今日は朝からずっと雨。
気温も低いです。
でかけたいところもあったけど、やめました。
明日も用事があるのでね。

そのかわり午前中は本を読みました。
タイトルは『切り捨てSONY』。
巨人の球団代表を辞めさせられた元新聞記者、清武英利のノンフィクションです。
企業というのはこんな風に内側から腐っていくんだな。

読んでて悲しくなりました。
リストラ部屋に放り込まれた人たちは、そこをガス室と呼ぶとか。
何の仕事も与えられず、ただ一日を過ごす。
そして数ヶ月の後に辞職。

人を育てるのがうまかった企業の末路が哀れだな。
いい時期は30年というけれど、かつての栄光があるだけにつらいね。
新しいものを生み出すのは人間だけど…。
その人たちの首を切ったら、あとには何も残らない。

上ばかり見ているヒラメみたいな上司ばかりじゃ、会社は潰れますよ。
つらいね。
登場人物が実名だけに、生々しい。
ウォークマン全盛の頃はよかったけどね…。

夕方からはもっぱらお相撲です。
まさかとは思ったよ。
今日は相撲史に残る奇跡の一日だった。
名勝負でした。
琴奨菊との一戦で立ち合いに変化したことから、急遽ヒールになった照ノ富士は来場所どうなるのか。
その反対に、稀勢の里は今や日本人の魂になりつつある。

すぐにまた5月場所だ。
国技館は超満員になることだろうな。
少し前のあの不人気が嘘のようだね。

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