また季節がやってきました。
はやいもんです。
今日は日がいいので、人形を出してちょうだいといわれて…。
大きな箱を天袋から引っ張り出しました。
毎年のことではありますが、さて何回目かな。
実にいいお顔をしています。
今どきのは目も大きいみたいですけど、かつてのはやや細目でした。
ぼんぼりに雛あられ。
親の思いなどというのは、昔も今もかわりはないんでしょうね。
しかしまだ寒い。
外に出たものの、慌てて帰ってきました。
どこかに出かけたいけれど、つい家の方が楽だからね。
そういうわけで、今日も読書です。
明日からまた働きに出かけるので、休みの時くらいはのんびりしています。
3月もいろいろと予定がありますね。
なんにもないと思っていても、なにかしらある。
日常を生きるということはそんなことなのかもしれません。
外に出たら、沈丁花が咲いていました。
なんともいえない香りです。
ぼくは好きだな。
一輪、花瓶にさすだけで、部屋に春の匂いが漂います。
やっとそんな季節になったのかも。
もう少し、もう少しと言いながら、お彼岸が来るのを待っているのです。