俳句の授業

Diary

いよいよラストスパートです。
もう少し頑張らないとね。
小説を3本、詩をやった後は俳句ということになりました。
近代の俳句にはすばらしいものがたくさんあるからね。

ちょっとしたルールを説明し、さらには自由律俳句を。
坪内稔典さんの俳句まで紹介しちゃいました。
好きだな。

三月の甘納豆のうふふふふ
たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ

生徒はとまどってましたね。
あんまり学校じゃやらないかも。
でも、ユーモアとあたたかさを感じさせます。

季語についても説明した後は、せっかくだからみんなでつくってみようということになりました。
幸い、歳時記も何冊かありましたので、それも配って…。
生徒は唸ってましたね。
頭の中を言葉が渦を巻いて通り過ぎます。

それがいいのだ。
まさに呆けの防止にはもってこい。
これはぼくの話かな。
これだけ季節について敏感になる文芸はありません。

世界でも群を抜く短詩型の文学ですからね。
とっても楽しい時間でした。
思わずうなるような、感受性の鋭い作品もありましたよ。

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