長時間労働

Diary

2コマだけの国語表現。
2年生を対象にしたこの授業もいよいよラストに近くなってきました。
そういうわけで、このところ話題になっている長時間労働について考えてみましょうということになったのです。

とはいえ、それがなんであるのかを彼らに説明するのは結構厄介です。
あんまり実感がないからね。
残業をしてくる父親の話あたりから始めなくちゃならん。
毎日家族で夕食をとることはあるのか。

そこに父親はいるのか。
残業しないと、給料が減ってしまうという現実もあります。
一度あてにしちゃうと、減ったら困る。
上司に言われたら、断れない。

いろんな話をしました。
過労による自殺もね。
勤めてみると深刻です。
サラリーマンをしていた身としては、つい実感がこもってしまいます。

それに比べるとイタリア人はなんとなくいいな。
本当なのかどうかよく知らないけど、彼らはなんとなくのんびりしてる。
毎朝、満員電車に揺られてる人なんているのかな。
友達同士が町のカフェに集まって、カードゲームをしたり、ワインを飲んだり…。

まさか全部が全部ということはないでしょうけどね。
日本人の働き方は異常だよ。
どうしたらいいのか。
みんななんとかしなくちゃといいながら、働いているのです。

そんなことをいろいろと語りました。
そして小論文を…。
実感をもって書ければ、いいものになるでしょうね。

今日は国語科の女性の先生からチョコまでいただきました。
バレンタイン・デーに感謝だな。

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