先日、会の大先輩にいただいた国立博物館のチケット。
今日はなにがなんでも行ってこようと朝から飛び出しました。
今回は春日大社展です。
奈良には毎年のように行ってますが、社の中に入ったのはつい最近です。
本殿の目の前まで行けたのは、なんと20年に一度の偶然からでした。
というのもその間だけ、神様が別のところに遷座されているので、近くまで行けるのです。
これを式年造替といいます。
簡単にいえば、本殿を建て替えたり修理するのだ。
伊勢神宮といい、春日大社といい、なんということをしているんでしょうか。
おかげさまで、ごくごく近くまで行って、目の前でいろいろと見てきました。
これが去年のことです。
さて今回は…。
さまざまなものが展示されてましたね。
ほとんど国宝だというのです。
それだけで驚くよ。
いろんな人がいろんなものを寄進してます。
藤原氏はこれは自分のとこのお社だから当然としても、他の人もね。
あそこはとにかく気がいい。
いるだけで、実にいい気持ちになります。
裏の道を歩いて、志賀直哉の家の方までいくと、そのことがよくわかる。
神官が住んでいたんですね。
あのあたりには。
高畑町です。
あそこを歩いていると、本当に気持ちがいいです。
もう少し行くと、新薬師寺があります。
あそこの十二神将もいい。
元々、鹿島神宮の白鹿が降臨された土地ですからね。
そういう絵もたくさんありました。
このあたりの話は、落語「鹿政談」にたくさん出てきます。
せっかくだからというわけで、平成館を出てすぐのところにある法隆寺宝物館にも寄りました。
建物がいいですね。
実にシンプルで見事な造形だ。
あちらこちらをもっと散策したかったんですが、なんとも寒くて…。
湯島まで歩きました。
そこから電車で一直線。
帰ってきたら、なんと雪が。
おかしな陽気ですね。
はやくあったかくならないかなあ。