ガウディ計画

Diary

今日はちょっと涼しくなりました。
でも湿気は相変わらず。
なんにもしたくないので、朝から本を読みました。
池井戸潤の『下町ロケット2・ガウディ計画』です。
続編だね。

今度はロケットじゃなくて、医療用の心臓弁。
町工場の悲哀あり、大企業の横暴あり、医学界のヒエラルヒーあり。
内容に不自由はしません。
最後は全部うまくいっちゃうところが、あえていえば嘘くさい。
そりゃ、その方がいいですけどね。

水戸黄門だって長くやってりゃ飽きられる。
仕掛けが見えれば、お客は離れる。

でも最後まで読んじゃいました。
面白かったからね。
いい者と悪い者がいて、実にすっきりしてます。
しかし、現実は違う。
昨日までのいい者が、突然悪になって牙をむくのだ。

外面如菩薩内心如夜叉という言葉がある通りです。
だから世界は複雑なんだ。
みんな、この小説みたいだったら、実にわかりやすいのです。
でも無理。

明日も似たような天気だとか。
なんとも鬱陶しいな。

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