遺言大全集

Diary

日がな、本を読んで暮らしました。
ありがたいことです。
時間がある時はこれに限るよ。
午前中は立川談志の『遺言大全集』を…。
特に志ん朝が亡くなった前後のいきさつが面白かったな。
二人会も結局実現しませんでしたね。

なんたって談志は先輩だから…。
志ん朝に先に真打になられた悔しさはいかばかりのことだったか。
昇進の打診があったと告げられた時、談志は断れと言ったそうな。
いや、兄さん、俺はみんな抜いたと思ってるよ、と突っぱねた志ん朝もさすがです。
ここいらは芸人の根性がそのまま出てていいね。

全ては過去の話です。
みんな鬼籍に入ってしまったよ。

さて午後からは池井戸潤の小説を。
ぼくは元々銀行という代物が好きじゃありません。
それでもなんとなくこの人のは読んじゃうね。
内部の非人間的な軋轢に興味があるからかな。
多分に漫画的ではありますが…。
こんなに颯爽とやれないでしょ。

サラリーマンなんて忸怩たる日常のオンパレードの中を黙々と歩いていくのだ。
ラインからはずれたら、復活の目はないからね。

残りは明日、読みます
今週はあと3日、通うのだ。
ちゃんと授業をやらなくちゃ。
お稽古もしましたよ。
今日も「寝床」をね。
おもろい噺だよ、ほんと。

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