完全下校

Diary

 この表現は現任校に来てから、実によく耳にするようになりました。
 つまり生徒はみんな帰れということだ。
 大切な用事や会議があるから、学校にいちゃダメよ。
 それはよくわかるんですけど、普通あんまり頻繁にあるもんでもないのだ。
 ところが、これが結構あります。

 なんとなく恰好はいいけど、あんまり連発するのはよろしくないね。
 なんたって最近の大学なんかでは24時間いられますというところまであるくらいなのです。
 コンピューター室のご利用はずっとOKなんてところもある。
 生徒がいると、確かに管理面では大変です。
 そりゃそうだ。

 しかしそれでも生徒がいるということはいいのじゃないかしらん。
 なんとなくそんな気がします。
 休みの日でもなんでも、朝早くから夜遅くまで、若者の声がしているということは活気があってよろしいね。
 そんな気がして仕方がありません。
 つまり完全下校は、にっちもさっちもいかない時だけにしましょうよ。

 昨日は予定しておいた落語会を延期いたしました。
 試験が終わって、卒業式も終わってからになりましたとさ。
 まあ、それでも生徒諸君は頑張ってお稽古をしてくれるでしょ。
 楽しみにしておくかな。

 今日も2コマ、なんとなくやりました。
 明日も3コマあります。
 これを乗り切ると、かなり楽になるなあ。
 いよいよ試験です。

 そうそうその前に明日は入試の発表です。
 どんな風景が繰り広げられるのか。
 親の気持ちになると、せつないものがありますね。

 それにしても今日は寒かった。
 北風、大嫌いです。

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