ひの煉瓦ホール

Diary

 今日は午前中から日野市民会館をめざしました。
 なんと正式な名称はひの煉瓦ホールというのです。
 これは日野市と煉瓦との深い縁からつけられた名前なんだとか。
 詳しいことは割愛しますが、明治の時代にこの地で煉瓦が生産され、それが今でもあちこちに残っているそうです。
 とくに鉄道関係の橋なんかには多用されたそうな。

 まあ、そんなことはどうでもよく、確か去年も行った気がします。
 その昔、演劇関係の団体の仕事をしていた時も何度か芝居を見にきました。
 すごく強く印象に残っているんですけど、なんという題だったのかな。
 戦争中の話でした。
 タイトルはたしか女性の名前2文字か3文字だったような気がします。
 それがどうしても今思い出せません。
 あとでゆっくり調べてみます。

 今日は宮治、小柳枝、市馬の3人でした。
 最後の市馬の「三十石」ははじめて生で聞きました。
 これといってストーリーのない難しい噺です。
 こういう大阪の風景を東京の落語家がやるというのは、大変だな。
 なにしろ言葉が難しい。

 いくらうまくやろうと思ってもネイティブじゃないからね。
 市馬は出身が大分だったかな。
 まだいくらか気分的に近さがあるのかもしれません。
 最後は船頭さんの歌を気持ちよさそうに歌ってました。

 ヒザで出たボンボンブラザースはいつもいい味です。
 ああいうのが、ほんとの芸なのかもしれません。
 言葉はいらない。
 饒舌に過ぎちゃいけませんね。
 無舌居士と呼ばれた圓朝の境地は、はるかに遠い。

 さて明日からまた仕事。
 ぼちぼちとやるっきゃないな。

 追記 これを書き終わってから少し調べたら、芝居のタイトルがわかりました。
 岡部耕大の「亜矢子」という作品です。
 つらい内容だったな。
 今、そのストーリーを追いかけています。

タイトルとURLをコピーしました