ついにきたかも…

Diary

 今日も朝からいいお天気。
 お布団を干そうと思いました。
 大好きです。
 えんやらえんやらと運んで、せっせとセッティング。
 お日様がぽかぽかにしてくれます。
 ありがたいね。

 洗濯ものも干しました。
 奥様を某所に送りました。
 部屋に戻って読書です。
 昨日の続き、立川吉笑の『現在落語論』です。
 この本はつい先年、12月の末に出たばかり。

 わずか1年半で真打ちになったというとんでもない人です。
 師匠の談笑もどうかしてるけどね。
 いよいよ、前座から二つ目、真打ちになるというこのシステムにも綻びが出てきているのかも…。
 本人もこの本の中で言ってますが、漫才は今や師匠なしでデビューできます。
 吉本が始めたNSCが完全にそのシステムを決定づけたのです。

 今のところ、噺家にはまだ相互扶助装置が働いているけど、いつ崩れるかはわからんな。
 そうなったら、弱肉強食の世界になるでしょうね。
 やたら稼ぐ人がいて、その反対に全く食えない噺家がいて…。

 事実、漫才の世界はそうなってます。
 あと、噺家の数が多すぎるということ。
 コアのお客は東京圏で3千人だそうです。
 これを毎日、奪い合っているんだとか。
 人気のある噺家の会がいくつも同じ日にかぶってしまうと、当然のことながら、お客は分散してしまうのだ。

 だからそれ以外の噺家が集客するのは、難問中の難問になるのです。
 今やそうなりつつあります。
 じゃあこれからどうなるの。
 そんなこと、わからんよ。
 まあ、なるようにはなるんでしょうけどね。

 最近、マスコミに顔を出しているだけあって、ビビッドな話もいくつか載ってます。
 でもたいたいはどっかで読んだかなという感じ。
 談志の予言した能みたいにはまだなっていない落語ですけど、さて未来はどんなもんでしょ。

 それより今日はお塩の入った容器を何気なしに冷蔵庫へしまうという失態を演じました。
 奥様がないないと叫んでいたのに、ちゃんと探したらなんぞと声をかけたのがいけなかったかな。
 あっという間に、冷蔵庫にしまわれた容器を見つけ出しました。
 なんでこんなとこに入れたの。
 覚えてないよ。
 あ~あ、とうとうきちゃったのね。
 ちゃんとやってよ。
 薬飲んでよ。

 この後、かなりのドラマがさらに展開されたのであります。
 ほんと、いよいよきたのかも…。

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